分配金の名目
分配金が普通分配金として扱われるのか、特別分配金として扱われるのかは、この個別元本がいくらなのかによって違ってきます。つまり、ファンドの購入者それぞれで扱いが異なるということになります。個別元本が決算時点での基準価格を下回っていれば、分配金は、収益からの分配、つまり普通配当金としての扱いになります。
一方、個別元本が基準価格をオーバーしていた場合には、収益から分配されたのではなく、投資元本の取り崩しとみなされるため、特別分配金という名目になります。また、普通分配金は個別元本の超過部分から支払われるものであるため、分配されても以降の個別元本の金額に影響を及ぼしません。これに対し、特別分配金の場合には、投資元本を取り崩して分配金を支払ったとして扱われます。つまり、それまでの個別元本から特別分配金を控除した金額が、分配後の新たな個別元本ということになります。
●投資信託 豆知識
投資信託は商品の種類や数が急激に増えてきており、個人個人に合った商品を選べるということで、近年特に見直されてきています。小額から気楽に始められ、比較的リスクが小さいということも、投資初心者にとってはメリットです。
株式のように倒産や上場廃止によって、紙切れ同然になることや、FXのように投資金額以上に損をすることもほとんどありません。
ただし商品が多様化しているため、中には中上級者向けのハイリスクハイリターンの商品も出ていますので注意は必要です。
今後も続く低金利、そして不確実な経済環境(現在の好景気は中国の好景気の持続が前提です)の下では、投資信託は非常に魅力的な商品が多数揃っています。