運用報告書の見方

運用報告書をチェックするときには、特に次の点を注意しましょう。
基準価格が一定期間のうちにどのくらい上がったか、下がったかを表す指標が騰落率です。1万円だった基準価格が1万1,000円に上がれば、騰落率は+10%,9,000円に下がればー10%ということになります。株式投信では、ファンドに組み込まれている株式の日々の株価が、そのまま基準価格に直結します。ですから、株式投信の運用成績を知るには、基準価格の推移を見ることが欠かせません。特に、長期保有を考えているなら、利回りが継続してプラスになっているかが重要なポイントになります。純資産総額のチェックも重要です。前期に比べて純資産総額が急激に減っている場合には、何らかの理由で解約が相次いでいるか、運用に失敗した可能性があります。
運用方針も念のためチェックしておきましょう。株式と債権の組み入れ比率がいつの間にか変更になっているなど、当初の運用方針に変更が加わるケースもないとはいえないので注意が必要です。


●投資信託 豆知識

投資信託は商品の種類や数が急激に増えてきており、個人個人に合った商品を選べるということで、近年特に見直されてきています。小額から気楽に始められ、比較的リスクが小さいということも、投資初心者にとってはメリットです。
株式のように倒産や上場廃止によって、紙切れ同然になることや、FXのように投資金額以上に損をすることもほとんどありません。
ただし商品が多様化しているため、中には中上級者向けのハイリスクハイリターンの商品も出ていますので注意は必要です。
今後も続く低金利、そして不確実な経済環境(現在の好景気は中国の好景気の持続が前提です)の下では、投資信託は非常に魅力的な商品が多数揃っています。

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