中・上級者向の選択方法④
為替、株価についてその動きを何倍にも拡大してハイリターンを狙う
日経平均株価の上昇を期待して、それを何倍にも拡大した結果を手中にしたい、といったニーズに対して応えるようなファンドもあります。たとえば「ダブルブル」といったファンドがそれです。これは派生商品型ファンドの一種であり、日経平均株価、ドル相場、米国ニューヨークダウといった特定のベンチマークに対して、その2倍の収益を狙うことを想定したファンドです。
たとえば、日経平均に対して2倍の率で動くように設計されたファンドだと、日経平均株価が10%上昇すれば、理論的にはその2倍の20%基準価格が上昇するというものです。これが「ダブル」(2倍)「ブル」(強気)のファンドです。この手のファンドは、日本の株価を対象にするだけではなく、たとえば米ドルだとかユーロを対象にするものもあります。さらに同じような狙いで、「米国株」「香港株」「ドイツ株」といった特定地域、国の株式にのみ集中投資し、その際に2倍の効果が得られるような仕組みのファンドもあります。
●投資信託 豆知識
投資信託は商品の種類や数が急激に増えてきており、個人個人に合った商品を選べるということで、近年特に見直されてきています。小額から気楽に始められ、比較的リスクが小さいということも、投資初心者にとってはメリットです。
株式のように倒産や上場廃止によって、紙切れ同然になることや、FXのように投資金額以上に損をすることもほとんどありません。
ただし商品が多様化しているため、中には中上級者向けのハイリスクハイリターンの商品も出ていますので注意は必要です。
今後も続く低金利、そして不確実な経済環境(現在の好景気は中国の好景気の持続が前提です)の下では、投資信託は非常に魅力的な商品が多数揃っています。